亡くした雨の宿る墓地 第１０１話

以下鬱駄文につき収納。

正直な気持ちを話したいからあえて伏字や検索よけを使わないようにします。

自分の行動に後悔している。もっぱら後悔しない人生を目標に過ごしてきたはずなのに、今更になって後悔してる。

ことのきっかけは多分mixiのニュースだったと思う。別に私自身がmixiやってるわけじゃなくて、母親のIDでアプリやってるだけなんだけど。
「腐女子界のプリンス　しずる」
さも当たり前のように堂々と出てきたそのニュース。愕然とした。
彼らがそういう層を狙ってネタを作り、コントや漫才をしているか定かではないけど。

昨今の腐女子ブームは、すさまじいように感じる。
オタク文化に追い付け追い越せのような状態。
別に今までだって存在しなかったわけじゃない。ただ明るみにならなかっただけで。
本屋の片隅にはいつだって背表紙が濃いピンクの小説が並んでいたし、らしんばんやメロンブックス、とらのあななどの店だって確実に存在した。
ここまで明るみになったのは、何の影響なんだろ、やっぱり隣の801ちゃんなのかな。
私個人、あの本は好きだし、火がついたとしてもすぐ鎮火して、また誰も知らないところでくすぶっていればそれでいいと思ってた。
でも、燻らなかった。むしろ、それはすさまじい勢いで広がって、いろんな人を巻き込んだ。
広がりすぎて、なんとなくそのころからもやもやはあったかもしれない。

そんなもやもやを抱えたまま、舞台はニコニコ動画へ移動。
いつものように手描きMADですごい感心をしているさなか見つけた動画。
「タグについて考えました」
あぁ、もうそんなに広まったのかと思った。
芸人さんは、実在する人間である。漫画やアニメのキャラクターと違うのはそこにある。
実在する人間だから、不満なことには文句も言える。漫画やアニメのキャラクターは基本的に作った人しか何も言えないから、複数のキャラクターの一体が文句を言いたくても、作者が別にと思ってしまえば流れてしまう。
でも、芸人さんは一人ひとりが人間だから、許せないことが一人一人違ってくるし、論議に発展することは十分ある。
現に、ニコニコ動画を利用する芸人さんだっている。（よくは覚えてないけどメルヘン倶楽部のタクピョネスとかそうだったとおもう）
そんな人たちがこれらをみたらどう思うかなとふと思う。
愛ゆえにひどい扱いをされてる人もいる。見ている人は愛ゆえだとわかった上で見てるから楽しめるけど。
女性向けなんて見たらどうなっちゃうんだろう。
怖い。

舞台転換、ニコニコ静画。そんなに変わってないけどね。
アンチ腐女子スレ。
現実とは向き合うべきであると常々思っていた。だから世間一般論と向き合ってみようと思った。多分最難関なところだと思う。２ちゃんねるといい勝負だ。
結果は、思った通りの反応が返ってきた。
題材はpixivだったが、コメントを見てると「pixiv手ブロ化」とある。なるほど、手ブロの最近のマナーの悪さは目に余る。
そこであげられてたのはやりすぎな人が結構多かったけど、よく見る文章も目の当たりにした。
「ほとぼりが冷めるまで」
コメント
「結局ほとぼり冷めたら戻るんだろ（要約）」
戻ってきちゃ駄目なんだと思う。
さらには
「マイピク内でなら何やってもいいと思ってんだろ。」
利用規約をきっちり読む人なんかそういないだろう。私もはっきり言うと真面目に読まない。
だから、利用規約に書いてあることが守れない人もいる。マイピク限定公開の中で何が起きてるか、想像はたやすいよね。

そして極めつけ、しずるオンラインのワラスタ。
まぁいわゆる掲示板みたいなやつだけど。
とどのつまりかね、これ。
「しずるを題材にした同人誌、ボーイズラブ漫画の情報をお持ちの方は書き込みをお願いします！！」
願うな。やめてくれ。
オンラインを見てる人が必ずしも腐とは限らない。純粋に見てるファンの方がむしろ多いだろう。
書き込みには「（このスレを）やめてほしい」や、「すぐにこのスレの撤去をしてください」という答えが相次いだ。
しかしこれを書いている現在、二月七日にまだ残っている。
投稿日は二月一日なのに。
この議論に関しては多分蒸し返すようなことになるからあえて詳しいことは言わないけど。
もちろん、「それはなんですか？」と純粋に聞き返す答えもあるし、あまつさえ「ヤフオクで調べてみたらいかがです？」とか。ヤフオクにでてんのかよ。
人目に付かないようにとらのあなのように代理店があるし、同人誌の二時転売はだめです。これ基本。
あまつさえ、目撃証言や隠語表現（検索よけ用の表記とか）をだしてくるなんて…、モラルの低下とかそいう言うレベルじゃないよな。
不愉快に感じる人は何も純粋なファンだけではなかったし、しっかりすみ分けしてる方々にも大いに迷惑がかかった。
そもそも「○○さん受けのものが多い気がします（一概にどちらとは言えないので○で代用）」という発言自体不適切だし、そこに（笑）をつけるとは、どういう神経をしてるんだろう。

そんなこんなで今更になって自己否定をする日がやってきました。
ゲームみたいに純粋に好きでいられたら、少し違ってたのかなと思ってる。
同人の世界を教えてくれた月花にはむしろ感謝をしている。この世界は楽しかった。この世界に入ったことはそんなに後悔はしていない。
月花や遊鈴のそういう部分だって、（むしろそういう部分があるからこそ）好きだし、友達としてやっていけた、一つのキーパーソンだと思う。
だからかもしれない。綺麗な思い出もあって余計に醜く見える。
人の趣味にどうこう言うつもりはない。ただなんとなく今はここから離れたいと思う。
低年齢化なのかなと思う。思えば私がこっちに来たのは三年と十カ月くらい前だし。
マナー、モラル、規則、境界。
うまくいかないのは結局人間のエゴなんだろうな。